当ブログでも以前レビューをしましたSONYのノイキャン機能付きフルワイヤレスイヤフォンのWF-1000X

この機種の後継機であるWF-1000XM3が発売され早速手に入れましたので、このページでレビューを書いていきます。

2019年7月13日に発売され、発売当初は各店舗で品切れが続出していましたが9月に入って各店舗でも在庫が確保され始めたようです。

僕は20年以上音楽業界に従事しておりまして、この20年間で公私あわせて50以上のイヤフォン&ヘッドフォンを使用してきた経歴があります。

当ブログのレビューは音楽好き・音響マニアの方々向けではなく、ごくごく普通の方々へ向けて書いていきます!

【※注意※】
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スペック

カタログスペックによれば、連続再生時間はノイズキャンセリングONで約6時間(前モデルは約3時間)で、充電時間は本体が約1.5時間(前モデルと同じ)、充電ケースが約3.5時間(前モデルは約3時間)となります。

構造は密閉型(前モデルと同じ)、駆動方式はダイナミック型(前モデルと同じ)となります。

Bluetoothのバージョンはver.5.0(前モデルはver.4.1)で対応コーデックはSBCAAC(前モデルと同じ)です。最新のiOSにアップデートしてあるiPhoneやiPadであれば問題なく端末に接続して音を鳴らす事ができます。

発売当初のプレスリリースには

業界最高クラスのノイズキャンセリング性能とDSEE HXでハイレゾ相当の高音質に浸れる
優れた接続性・最長で計24時間再生可能な完全ワイヤレス型ヘッドホン

とあります。

 

 

 

ちなみに、前モデルがWF-1000Xで本機がWF-1000XM3なので「M2は?」と思うかもしれませんが、これは本機が名機WH-1000XM3の技術を流用しているのでその名機の名を借りてM3としているようです。

主なターゲット層

SONYがどう考えているか分かりませんが、僕が思うこのモデルを購入するターゲット層は…

  • 普段使いの際にイヤフォンやヘッドフォンの存在感をなるべく少なくしたい(目立たなくしたい)人
  • 音質や機能よりも、装着感や保管方法が手軽である事を重視する人
  • iPhoneユーザー・iPadユーザー(iOSユーザー)であれば、AppleのAirPodsが耳に合わない人や、あの白いイヤフォンをしたくない人、ノイズキャンセリング機能が欲しい人
  • Androidユーザーであればノーケーブルの完全ワイヤレスタイプのイヤフォンが欲しい人

かと思います。そして何より前モデルのWF-1000Xのユーザーで…

  • 良い音質を求める人。前モデルはワイヤレスと言う事を差し引いてもパッとしない音質だったので。
  • 接続に難のないワイヤレス機能を求める人。前モデルは街中で使うと曲の途中でプツップツッと途切れる事が多かったので。
  • しっかりと効くノイズキャンセリング機能を求める人。前モデルは正直、ノイキャンが効いているのかどうか微妙なくらいの効きだったので。

と言った方々がターゲット層かと思います。

レビュー

それでは実際の生活においてこのイヤフォンを試したみたレビューを書いていきます。

当サイトの主旨から、もちろん飛行機内でのレビューもありますので参考になれば嬉しいです!(この記事を更新した時点でまだ飛行機に乗っていないので搭乗し次第ページも更新します)

機種自体の感想

音質

音質に関して言えば、完全ワイヤレスのノーケーブルタイプのイヤフォンとしてはやや高音質だと思います。

とは言え「クラッシックを聴いてコンサートホールのフルオーケストラが想像できる」と感動する程音質が良いわけではありません。

ちなみに、前モデルのWF-1000Xと比べると明らかに音質は向上しています。解像感が増していると感じました。

ですが(他のレビューでも書いていますが)はっきり言って音質の事だけを考えればヘッドフォンタイプや、ケーブルを直接端末に差す(ワイヤード)タイプのイヤフォンには全く敵いません。

なお、このモデルは音質モードを選択できて、音質優先モード接続優先モードがありますが、そこまで音質に違いがでるわけではないので接続優先モードにしておく事をオススメします。

※音質に関してはある程度の期間使用をしないと、ヘッドフォンでもイヤフォンでも、その機種が持つ本来の性能(音質)を引き出せない事を付け加えておきます

充電

付属のケースにイヤフォンを収納しUSB(Type C)で給電する形です。

前モデルのWF-1000Xのケースと違い、ケース下部が丸みをおびていてケース単体で自立できないので、やや不便かなと思いました。

操作感

上記のケースに入れて充電をしていた状態からですと、ケースから出した時点で自動的に電源がONになり、ケースにしまえば電源OFFです。

音楽を聴いている状態で片耳でもイヤフォンを外すと音楽が一時停止になる機能も付いています。(僕はこの機能はOFFにしていますが)

電源をONにすれば自動的にノイズキャンセリングがONになった状態となり、左耳のタッチセンサーを1回タップするごとにノイズキャンセリングON→アンビエントモード(ノイズキャンセリングをしつつ周囲の音も聞こえるモード)→ノイズキャンセリングOFF→ノイズキャンセリングON→…となります。

※正直、アンビエントモードとノイズキャンセリングOFFの違いがよく分かりませんが…汗

ノイキャンのON/OFFの操作を行うと英語の音声案内があります。

逆の右耳のタッチセンターは1回タップで音楽が一時停止し、2回タップで次のトラックにスキップ3回タップで今聴いている曲の頭にスキップ(もしくは前のトラックにスキップ)します。

SONYの他のワイヤレスイヤフォンと同じく、Sony Headphones Connectと言うアプリで細かい設定が行えますので、使用する端末には必ずインストールをしておきましょう!

同時接続不可

複数端末との同時接続は不可能です。

音楽はスマホ・動画はタブレットと言う場合、iOSですと例えばiPhoneで音楽を聴いていたけどiPadで動画を見たいなと思った際にはiPadの設定→Bluetooth→WF-1000Xを選択すれば、iPhoneとの接続が解除されiPadと接続されます。

※すみません。Android OSの端末を持っていないのでAndroidの場合は分かりません…(汗)

イヤーピース

購入時はゴム製のハイブリッドイヤーピースロング・Mサイズが装着されています。

更にフィッティングをしっかりしたい人向けに、ハイブリッドイヤーピースのSS・S・Lサイズと、発泡シリコン(スポンジっぽい)製のトリプルコンフォートイヤーピースのS・M・Lサイズが付属されています。取り付け・取り外しは簡単にできます。

※トリプルコンフォートイヤーピースのSSサイズは別売り

僕は後述しますが、トリプルコンフォートイヤーピースのMサイズに交換をしました。

持ち運び

イヤフォンをしていない時は充電ケースに入れて持ち運びます。

前モデルのWF-1000Xのケースはメタルっぽい材質でしたが、WF-1000XM3のケースは全体的にプラスティックっぽい材質でボディ下部は傷防止のために薄いゴムのような素材でコーティングされている感じです。

サイズは幅8cm・高さ5.5cm・厚さ3cm(前モデルは10.5cm・4cm・2.5cm)ですので、例えれば長財布の1/3.5サイズと言ったところでしょうか。

ノイズキャンセリング

前モデルWF-1000Xのノイズキャンセリング機能は正直ひどい物でした…。どのシチュエーションにおいても全然効いてないと言っても過言ではないくらいでした。

それに比べて今回のWF-1000XM3のノイズキャンセリング機能はかなりの進化を遂げました。おそらく、この記事を書いている2019年9月5日時点で完全ワイヤレスモデルとしてはベスト3に入るのではないでしょうか。

低域音はしっかりとカットしてくれますが、中域音は環境や音の特性によってカットされる音とカットが甘い音が混在し、高域音のカットは正直厳しい、と言う感想です。

とは言え、これには1つ条件があります。それが前述したイヤーピースで、これが自分の耳にフィットしていないとノイズキャンセリングの効きが体感しにくいです。耳とのフィットを考えて、トリプルコンフォートイヤーピースに交換をしましょう。

要は、物理的に雑音が入りにくくするのがこのイヤフォンでノイズキャンセリングを堪能する大前提となるわけです。

また、公式サイトなどにはWH-1000XM3に使用しているノイズプロセッサーと共通の技術を使ったプロセッサーを本機に使用していると書いてあり、そこからWH-1000XM3と同等のノイズキャンセリングの効きがあるかのように煽っているレビュー記事もありますが、僕の感想では足元にも及ばないです。

意見は人それぞれでしょうが、ノイズキャンセリングの効きはネックバンドタイプのWI-1000Xにも敵わないと思います。

動画等の音の遅延

約2時間のドラマを見ましたが遅延が発生して絵と音がズレる事はありませんでした。

端末との接続

前モデルのWF-1000Xに比べると明らかに接続安定性も向上しています。

音質優先モードにしていると途切れる事がありますが、深夜早朝など人や車が少ない状況ですと安定しており途切れる事は稀です。

接続優先モードにしておけば昼間でも繁華街や大きな交差点でなければ途切れる事は稀ですし、繁華街や大きな交差点でもなかなかの安定性を発揮してくれます。

前モデルのように1曲まるまるを接続が途切れないで聴ける事が稀と言った難のあるワイヤレス接続ではありません。

とは言え、やはりこの機能に関してもまだまだネックバンドタイプには敵わないと感じました。※ヘッドフォンタイプは言わずもがなです

 

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街中でのレビュー

前述の通り、中域音のノイズキャンセリングが環境や音の特性によってしっかりカットされたりカットが甘かったりするので、後ろから来る自動車や自転車の音が聞こえる時と聞こえない時があります。よって、歩行中の使用は注意が必要です。

また、こちらも前述の通り、ワイヤレスの接続安定性が大きく向上しましたので、街中で音が途切れ途切れになり不快な思いをする事がなくなりました。

電車内でのレビュー

電車内のノイズの殆どは電車の走行音になるかと思いますが、やはりこれに関しても低域音はしっかりとカットしてくれるので前モデルWF-1000Xに比べれば非常に快適です。

ただ、乗る路線や電車の車体によって発生する中域音が違うので、ある電車では殆どノイズレスで音楽を聴ける事もありますし、ある電車では結構ノイズが聞こえる事もあります。

とは言え、繰り返しになりますが、前モデルに比べれば格段の差でノイズキャンセリングの効果を実感できます。

端末とのワイヤレス接続も安定しています。満員電車に乗らないので満員電車での接続安定性は分からないのですが、僕が今まで電車で使った限り接続が途切れた事は1回あるかないかだと思います。

飛行機内でのレビュー

申し訳ございません。本機を購入後に数回飛行機に乗ったのですが、家族旅行だったり上司同伴の出張だったりで、本機を使用できませんでした…泣

なるべく早くレビューを書けるように頑張り(?)ます!!

まとめ

本機は、前モデルが2017年秋に発売され、前モデルの反省点を約2年の歳月をかけてSONYが真面目にアップデートをしてきたモデルだと言えるでしょう。

完全ワイヤレスタイプのイヤフォンを今欲しいと思っている方には是非ともオススメしたいモデルです!発売当初、品切れのお店が続出したのも納得です。

もちろん、まだまだ改善の余地もありますが、魅力ある機種だと思います。

 

 

 

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