先日、羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)にて自動化ゲートの申請を行ってきましたのでレポートをしたいと思います。

 

 

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自動化ゲートとは?

そもそも自動化ゲートとは何ぞや?と言う事ですが、この自動化ゲートと言うのは現在日本では羽田・成田・中部セントレア・関西の4空港に設置された、出入国の際の手続きを自動化(簡略化)するシステムです。

通常、海外旅行に行く際に日本を出国する際、セキュリティーゲートを通過した後に出国審査の列に並びます。

列の先には係員さんがいて、その係員さんにパスポートを出して顔写真の照合を目視でされてスタンプを押されるアレです。

どこの空港でも有人による審査には時間がかかり繁忙期などはかなりの列になるため、世界各国の大型空港を参考に、日本でも審査の無人化をするためにこの自動化ゲートを設置する事になったようです。

申請は大変?いえ、簡単です!

申請は無料です!

申請に必要なのはパスポートと登録カウンターに置いてある申請書のみで、その他に運転免許証等の身分証明書は必要ありません。(まぁ、パスポートが身分証明書ですからね…汗)

※ただし、在留カードや特別永住者証明書をお持ちの外国籍の方はそれらが必要となりますのでご注意ください

申請書は事前に法務省の当該ページでダウンロードする事も可能です。プリントアウトして自宅等で記入をして持って行っても良いですが繁忙期以外は登録カウンターは空いているようですのでそこまでする必要もないかと思います(笑)

登録カウンターでは係員さんにパスポートを渡し、後は指示があったら指紋登録用の機械に両人差し指を乗せて指紋を登録すれば終了です。時間にして5分程度でした。

そして、何と海外に渡航するその日その場でも申請が可能です。セキュリティーゲートを通過した後に登録カウンターがあり、その場で登録して、その際の出国審査から自動化ゲートを利用する事が可能です!

上記4空港ともセキュリティーゲート通過後・出国審査前の所に登録カウンターがあります。

何で事前申請?

登録カウンターはセキュリティーゲート通過後だけではなく、セキュリティーゲートを通過する前の一般エリアにも設置されています。

つまり、海外への飛行機に搭乗しなくても(セキュリティーゲートを通過しなくても)申請が可能なのです。

とは言え、殆どの人の場合は海外に渡航するその日その場で申請をすれば良いと思いますが(笑)

事前に申請しておいた方が良い人は限られています。例えば複数人で海外に行く際に自分以外が自動化ゲートの登録を終了しているのであれば、その際の団体行動をスムーズにするためにも事前に登録をしておいた方が良いかもしれません。

僕の場合は飛行場が好きだから遊びに行ったついでに!で海外旅行や出張の日ではない時に申請をしに行きました。まぁ、ブログのネタにもなりそうですし…(汗)

※確実な情報ではありませんが、まだ日本ではこの自動化ゲートに関して認知度が低いからか、セキュリティーゲートを通過して混んでいる出国審査の列を目の当たりにし急遽申請をする人が多いようでして、結果、セキュリティーゲートを通過する前の一般エリアの登録カウンターの方が空いている事が多いようです

 

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羽田空港での申請

僕が実際に羽田空港第3ターミナル(国際線ターミナル)で自動化ゲートの申請をしてきた模様をお伝えします。

羽田空港第3ターミナルでは以下の3箇所に自動化ゲートの登録カウンターが設定されています。

  • 出国審査場(出国審査場開設中は常時受付可)
  • 上陸審査場内の入国管理局事務室(受付時間:8時〜16時)
  • 3F出発ロビーAカウンター付近(受付時間:8〜17時)

この中で事前申請ができる(飛行機に搭乗しなくても申請ができる)のは、もちろん3F出発ロビーAカウンター付近の登録カウンターのみです。

下記の地図で言えば右下の★印の場所です。

羽田空港第3ターミナルに行った事がない人でもすぐに見つけられると思います。ほら、これ。

何て分かりやすいんだ(笑)

実際に行ってみるとポツンと1台だけ申請書を書く台があります。

例えるなら、小さな駅の定期券売場のような雰囲気です(笑)

ここで申請書に必要事項を記入し、この台の隣にある出入口から登録カウンターに行って、あとは係員さんの指示に従うだけです。

※ちなみに、この申請書を書く台は壁を挟んだあちら側にももう1台ありました

係員さんに申請書を提出するとパスポートを求められ、目視によって本人確認がされ、係員さんがカタカタとコンピューターで作業をしてくださり、少しするとカウンターの上に置いてある機械に両手の人差し指を置くように指示をされます。

その機械で指紋をスキャンしてもらい、再度確認のためにもう1回指紋をスキャンし、問題なければそれで終了。

パスポートの後ろのページに自動化ゲート登録済みのスタンプが押されてパスポートが返却されます。その瞬間から自動化ゲートが利用可能となります。

ちなみに、自動化ゲートの有効期限はパスポートの有効期限の前日までで、紛失はもちろん、有効期限が切れてパスポートが新しくなると再度登録が必要となります。

まとめ

何も僕のように特に何の予定もないのにわざわざ空港に行って自動化ゲートの登録をする必要はないと思いますが…(汗)

上記の通り、セキュリティーゲート通過後の登録カウンターは混んでいる可能性もあるので、時間に余裕があるようでしたらセキュリティーゲート通過前の一般エリアの登録カウンターに行ってみては如何でしょうか?

 

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